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引網香月堂

お知らせ・活動

和菓子のお話

2008.09.08

9/7 國泰寺茶会

昨日は國泰寺でお茶会が開催されました。
担当は林義牧派遠州流副家元、磯野宗和先生です。
設えは中秋でありながら、残暑の時期との感覚で、、と
お菓子の御注文をいただきました。

設えは床に「遠州公400年」に因み友人3人の合筆の軸。
「源氏物語千年紀」に因み、紫式部が新しい物語を依頼され
石山寺に参篭して祈願した時、ちょうど8月15日の月が
湖面に映えるのを見て
「月のいとはなやかにさしいでたるに
          今宵は十五夜なりけりと思し出て」
との書き出しで「須磨」の巻から書き始めたとの伝説から
中秋でもあるので、琵琶湖に映る月を表した菓子で銘は「湖上」、
盆石には「須磨」を打たれるとの事でした。
(*設えの趣旨の説明は先生にいただいた資料から抜粋しました)

お話の中で素材は「葛」を使い
宗和先生のアイディアで、月を「食用の銀箔」で表す事にしました。

葛は、吉野産の葛根のみを古来の製法で精製した「古稀」を
当店で一年寝かせた(葛は寝かせると良質になりますので定期的に仕入れます)
とっておきの物を用意し、素材を活かすために
シンプルな「水晶羹」に調製しました。

問題は銀箔の用い方で、しばらく悩みましたが
型を彫り刷り込む事で完成しました。


お客様にも喜んでいただけたそうで、とても嬉しいです。

でも、もっともっと勉強しなければ。。。と
お茶席の御注文をいただく度に、その奥の深さを思い知ります。

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